〜初冬を彩る〜 ナナカマド(七竈) ばら科 
 
  晩秋にきれいな紅葉になり、赤く実が熟す落葉性の小高木です。いくつかの「自治体の木」であり、街路樹などに植えられているので良く見受けられる樹木です。
 「七回かまどにいれても、燃え残る。」と言われ、和名はこのことからの名前です。県内野生のナナカマドは、小葉の裏に主脈にそって褐色の長い毛があり、サビハの形容詞がつくサビハナナカマドが多く自生しています。枝先の実は1月過ぎた雪の中でも落ちずに付いていて、明るい風情を添えてくれます。

   
   

                                   
戻る