〜雪どけと共に花開く〜 ショウジョウバカマ ゆり科 
 
 春早く20p位の花茎の先に15個くらいの花をつける常緑の多年草です。花が終わった後でも花茎を伸ばし、細かな種子を遠くへ飛ばす工夫をしたり、葉の先に子苗を作る術も持ち合わせ、なかなかの戦略家です。
 ショウジョウ(猩々)とは想像上の動物のことで、頭や顔の赤いところをこの花に、葉を袴に見立てての名だそうです。花の色も朱からピンク、青っぽいもの、時に白もあります。雪消えの山道できれいな朱色の花に出会ったときの喜びは格別です。

 
                                   
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