〜花言葉は「困難に打ち勝つ」〜 ヤドリギ (寄生木) やどりぎ科 
 
  雪のある中,葉が落ちた大木の樹上に,黄橙色の実をつけ球形の緑色をした常緑の低木が見られます。ヤドリギです。ケヤキ,ブナ,サクラなどの樹皮の中へ根をくい込ませ水分と養分をもらいながら光合成もしている半寄生植物です。2 月から3 月にかけ淡黄色の鐘状の小花を咲かせ,12月〜 2 月頃まで半透明の実をつけます。
 万葉の頃から,神聖視された植物で,富山の国司であった大伴家持がホヨ(寄生)の名で詠んだ新年の祝い歌が,万葉集で見受けられます。

 

撮影  安田にて
 

サクラの木に寄生しているヤドリギ
                                   
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