ス ミ レ
 
 「山路来て なにやらゆかし すみれ草(ぐさ)」 松尾 芭蕉
 新潟の市街地では数種のスミレの仲間を見る事が出来ます。絶滅が心配されるイソスミレ(セナミスミレ)も村上海岸砂丘地で、わずかに見られます。
 スミレの花は5弁花で下側の花(唇弁)が変わった形になり、細長く突き出した距(きょ)を持つのが特徴です。4月下旬頃からアスファルト舗装の片隅でも、「なにやらゆかし」の如く、つつましやかに高貴な色の花を咲かせています。
スミレ

ヒナスミレ

                                   
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