ウ マ ノ ス ズ ク サ  〈馬の鈴草〉
 
 7月初旬頃、林下に目立たなく、しかし形の変わった花をつけるつる性の多年草。サキソフォンのような形の花弁
(萼筒)を持ち、昆虫が中で動きまわる時に花粉をつけてもらえるよう、簡単に出られないようになっています。
  鳥屋野潟公園内で、この花が咲く頃、成虫になったばかりのジャコウアゲハが飛び交っていますが、ジャコウアゲハの食草なのです。和名は、実が熟すと割れてぶら下がり、馬の首につける鈴に似るのでつけられました。 

  ウマノスズクサとジャコウアゲハ 
                                   
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