========================================================================== 生態系学習シミュレーションソフト「生態くん」ver.1.00    Copyright (c) 2010 Takeshi Ogata All rights reserved.  Programmed by Takeshi Ogata (atm@pa2.so-net.ne.jp) (http://www.rikakoubou.com/) ========================================================================== ●はじめに  このファイルは生態系学習シミュレーションソフト「生態くん」を中学校の理科の 授業で利用する際に指導者(教師)が知っておく必要がある情報を提供するもので す。 ●このソフトの開発の意図  これまでも生態系の学習では、先人の方の開発した個体数変動シミュレーションを 利用することが効果的でした。しかし、マップ・グラフ・ピラミッドなど、多彩な方 法で変動を表示することができないものが多く、あったとしても逆に非表示にしたく てもできないなど、授業者の意図を反映しにくいものがありました。  そこで、3種類の表示方法を利用し、授業者の意図によってカスタマイズすること のできるソフトを開発することにしました。 ●動作条件 OS Windows98,98,2000,XP,Vsta,Windows7(64bitはwow64で動作) (WindowsNTでは動作確認していません) CPU mmxPentium 233MHz以上推奨 必要 ビジュアルベーシックver6ランタイム ●開発環境 機種 自作マシン CPU celeron 800MHz 〜 core2Quad9550s RAM 128MB Video intel815内蔵カード 〜 RadeonHD4670 Soft Microsoft VisualBasic ver.6.0 サービスパック5 ●必須DLL  Microsoft VisualBasic ver.6.0 サービスパック5 ランタイム (フルパッケージには同梱) ●動作確認機種 SONY vaio pcg-718(MMXPentium233MHz) 自作(celeron800MHz) 自作(ATHRON650MHz) 自作(core2quad9550s) ●教師(指導者)として知っておく必要がある情報    (1)環境設定について  個々の指導者の指導意図に応じてソフトの利用環境を設定することができます。  モード変更や環境設定で次の設定が可能です。  <設定変更できる内容>  a 3種類のモードから必要な表示方法で個体数の変動を表示    「マップモード」「グラフモード」「ピラミッドモード」を搭載し、 授業に必要な方法で個体数の変動を表示することが可能です。モードは その一部または全部を表示可能になっています。  b 特定の生物群の表示と非表示を選択可能  3種類の生物群はそれぞれ必要に応じて表示・非表示が可能です。  c 繁殖率、行動範囲、饑餓率、捕獲率等の変更が可能  繁殖率等の細かい調整を行って、より実際の生態系に近い設定を行う ことが可能です。ただし、調整がうまくいかないと生物はすぐに絶滅し てしまうので注意が必要です。    (2)環境設定のためのパスワードについて  指導者(教師)の利用意図を反映させるために、環境設定画面にはパスワード が設定されています。パスワードを知らない生徒は環境設定を変更することはで きません。 パスワードの初期値は「aa11」(半角英数)です。  (3)パスワードを忘れた等の際の対応  パスワードと各種の設定はインストールしたフォルダ(デフォルト設定では、 ハードディスク→プログラムファイル→ecosim)の中のekosim2.txtという名前のファイ ルに書き込まれています。このファイルを削除すると、その後初めて「生態くん」 を起動した時に初期設定の状態で新たにファイルが作成されます。  (4)その他、基本的な操作方法は付属のreadme.txtを参照してください。 ●ライセンス条項 ・本プログラムはフリー・ソフトウェアです。    本プログラムを再頒布する場合は作者へご連絡ください。 本プログラムは有用とは思いますが、頒布にあたっては、市場性及び特 定目的適合性についての暗黙の保証を含めて、いかなる保証も行ないま せん。   ソースコードは同時に配布されていませんが、入手希望の方は以下まで 連絡をお願いいたします。 作者 緒方  猛 : atm@pa2.so-net.ne.jp