========================================================================== 地震学習シミュレーションソフト「地震くん」ver.1.50    Copyright (c) 2010 Takeshi Ogata All rights reserved.  Programmed by Takeshi Ogata (atm@pa2.so-net.ne.jp) (http://www.rikakoubou.com/) ========================================================================== ●はじめに  このファイルは地震学習シミュレーションソフト「地震くん」を中学校の理科の 授業で利用する際に指導者(教師)が知っておく必要がある情報を提供するもので す。 ●このソフトの開発の意図  これまで地震の単元では、従来各地点の記録を元にグラフを作成し、ゆれの伝わ り方等を学習してきました。しかし、実際のゆれの体験を元に学習することは不可 能ですし、間接的なデータの処理から規則性を導き出すのは1年生の学習としては 難しいものがあります。  そこで、地震のゆれを擬似的に体験し、具体的な操作を通じて地震の特徴を理解 させるためにこのソフトを開発しました。 ●動作条件 OS Windows98,98,2000,XP,Vsta,Windows7(64bitはwow64で動作) (WindowsNTでは動作確認していません) CPU mmxPentium 233MHz以上推奨 必要 ビジュアルベーシックver6ランタイム ●開発環境 機種 自作マシン CPU celeron 800MHz 〜 core2Quad9550s RAM 128MB Video intel815内蔵カード 〜 RadeonHD4670 Soft Microsoft VisualBasic ver.6.0 サービスパック5 ●必須DLL  Microsoft VisualBasic ver.6.0 サービスパック5 ランタイム (フルパッケージには同梱) ●動作確認機種 SONY vaio pcg-718(MMXPentium233MHz) 自作(celeron800MHz) 自作(ATHRON650MHz) 自作(core2quad9550s) ●教師(指導者)として知っておく必要がある情報    (1)環境設定について  個々の指導者の指導意図に応じてソフトの利用環境を設定することができます。  環境設定では次の設定が可能です。  <可能な設定>  a 震度の表示を可能(不可能)にする    震度は各地の地形・地盤等に左右されるので正確なデータとはなりえないの    ですが、震度とマグニチュードの違いを感じ取らせるためにゆれのシミュレ    ーションの後に震度を表示することができるようになっています。指導者に    よって表示したり、非表示にしたりすることができます。  b 震源からの距離の表示方法の変更    ○震源を基準にして表示・・・震源からの距離として表示します    ○現在地を基準にして表示・・現在地を基準にして距離を表示します  c 2地点のデータの比較の可否    震源からの距離や地震の規模が異なる2地点のゆれの違いを比較することが    できます。指導者によって表示したり非表示にしたりすることができます。  d 震央あてクイズの表示の可否    ゆれの到達時間を利用して震源を当てるクイズや同じ時刻にゆれ始めた地点    を当てるクイズを行うことができます。指導者によって表示したり、非表示    にしたりすることができます。  (2)環境設定のためのパスワードについて  指導者(教師)の利用意図を反映させるために、環境設定画面にはパスワード が設定されています。パスワードを知らない生徒は環境設定を変更することはで きません。 パスワードの初期値は「aa11」(半角英数)です。  (3)パスワードを忘れた等の際の対応  パスワードと各種の設定はインストールしたフォルダ(デフォルト設定では、 ハードディスク→プログラムファイル→eq)の中のeq.txtという名前のファイ ルに書き込まれています。このファイルを削除すると、その後初めて「地震くん」 を起動した時に初期設定の状態で新たにファイルが作成されます。  (4)その他、基本的な操作方法は付属のreadme.txtを参照してください。 ●ライセンス条項 ・本プログラムはフリー・ソフトウェアです。    本プログラムを再頒布する場合は作者へご連絡ください。 本プログラムは有用とは思いますが、頒布にあたっては、市場性及び特 定目的適合性についての暗黙の保証を含めて、いかなる保証も行ないま せん。   ソースコードは同時に配布されていませんが、入手希望の方は以下まで 連絡をお願いいたします。 作者 緒方  猛 : atm@pa2.so-net.ne.jp